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【椎間板ヘルニアと背骨の関連について】

椎間板ヘルニアは、背骨の中でも特に負担がかかりやすい場所に発生しやすいことがわかっています。

椎間板ヘルニアが最も発生しやすいのは、以下の2つの場所です。

1.腰椎(ようつい)の椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの約9割は腰の部分で起こります。腰椎は、上半身の体重を支え、座ったり、立ったり、体をひねったりする際に大きな負荷がかかります。

特に、4腰椎と第5腰椎の間(L4/L5、そして**第5腰椎と仙骨の間(L5/S1)**で最も発生しやすいとされています。

  • 4腰椎と第5腰椎の間(L4/L5:腰椎の中でも特に動きが大きく、日常的な動作で負担がかかりやすいためです。
  • 5腰椎と仙骨の間(L5/S1:背骨の一番下に位置するため、上半身の重みが集中し、最も負荷がかかりやすい場所です。

これらの部分でヘルニアが起きると、腰痛のほか、坐骨神経痛と呼ばれる、お尻から太ももの後ろ、ふくらはぎ、足先にかけての痛みやしびれを引き起こすことが多くなります。

 

2.頸椎(けいつい)の椎間板ヘルニア

頸椎は7つの骨で構成されていますが、ヘルニアは首の骨の中でも特に動きの大きい部分で発生しやすいです。

  • 5頸椎と第6頸椎の間(C5/C6
  • 6頸椎と第7頸椎の間(C6/C7

これらの部分でヘルニアが起きると、首や肩の痛み、そして腕や手の痛み、しびれなどを引き起こすことがあります。

背骨は、上から「頸椎(首)」、「胸椎(胸)」、「腰椎(腰)」と続き、その下に仙骨と尾骨があります。椎間板ヘルニアは、特に動きが多く、重力や外部からの力の影響を受けやすい「腰椎」と「頸椎」に集中して発生しやすい病気です。

 

なぜ、椎間板ヘルニアは特定の場所に起こるのでしょうか?

「動きを失った場所の代償として、特定の場所に負担が集中するから」

椎間板ヘルニアは、腰椎(L4/L5、L5/S1)や頸椎(C5/C6、C6/C7)といった特定の場所に発生しやすいことが知られています。これは、これらの部位が背骨全体の中でも特に大きな動きを担っているためです。

しかし、なぜ特定の場所に負担が集中するのでしょうか?その背景には、それ以外の背骨、特に胸椎(胸の部分の背骨)の柔軟性の低下が大きく関係していると考えられています。

 

背骨の機能分担と柔軟性の重要性

私たちの背骨は、首からお尻まで一つのつながりですが、それぞれ役割が異なります。

  • 頸椎(首の骨): 上下の動きだけでなく、回旋(ひねり)や側屈(横に倒す)といった複雑な動きを担います。
  • 胸椎(胸の骨): 背骨全体の約半分を占め、肋骨とつながっているため、動きは比較的少ないです。しかし、体をひねる(回旋)動作においては、非常に重要な役割を果たしています。
  • 腰椎(腰の骨): 主に前後の屈曲(曲げ伸ばし)を担います。

本来、体をひねる動作(ゴルフのスイング、物を拾う、振り向くなど)は、胸椎が主に担当すべき役割です。しかし、長時間のデスクワークや猫背、運動不足などで胸椎の柔軟性が失われると、その代償として、より動きが大きい腰椎が無理にひねりの動きを担うことになります。

 

「胸椎の硬さ」が椎間板ヘルニアのリスクを高める理由

胸椎の動きが硬くなると、以下のような悪循環が生まれます。

1.腰椎への過剰な負担:

本来は胸椎がひねる動きを分散させるはずが、硬くなっているためにその役割を果たせなくなります。その結果、腰椎に過剰なひねりのストレスがかかり、椎間板に大きな負担が集中します。これが、腰椎椎間板ヘルニアの直接的な原因となり得ます。

2.猫背による姿勢の悪化:

胸椎の動きが硬くなると、自然と猫背になりやすくなります。猫背の姿勢は、背骨のS字カーブを崩し、腰椎や頸椎への負担を増大させます。

3.頸椎への負担:

胸椎が硬くなると、振り向く動作の際に、首(頸椎)だけで無理にひねろうとします。これにより、頸椎に過剰な負担がかかり、頸椎椎間板ヘルニアのリスクを高めることにつながります。

 

予防として、胸椎の柔軟性を高めよう!

椎間板ヘルニアの予防には、ヘルニアが起こりやすい部分だけでなく、背骨全体、特に動きが硬くなりがちな胸椎の柔軟性を高めることが非常に重要です。

  • 胸椎の回旋ストレッチ:
    • 床に横向きに寝て、両膝を曲げ、上側の腕を天井に向けて伸ばします。
    • 腕を大きく開き、床に近づけるように体をひねる動作を繰り返します。
    • これにより、硬くなった胸椎の回旋可動域を広げることができます。
  • キャット&ドッグの体操:
    • 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりする動きをゆっくりと行います。
    • これにより、背骨全体のしなやかさを保ち、胸椎の動きを促すことができます。
  • 肩甲骨周りのストレッチ:
    • 肩甲骨を大きく動かすことで、胸椎の柔軟性も同時に高まります。
    • 猫背を改善し、胸を開くストレッチも効果的です。

椎間板ヘルニアは、特定の場所だけの問題ではありません。背骨全体を一つのユニットとして捉え、動きが悪くなっている部分をケアすることが、ヘルニアの予防につながります。腰や首に負担がかかっていると感じたら、胸椎の柔軟性にも目を向けてみましょう。

 

病院で椎間板ヘルニアと診断された場合でも、椎間板ヘルニアになっていることが痛みや痺れの原因ではないこともあります。また、椎間板ヘルニアになるということは、その部分に負担がかかっているということになります。その負担を取ることで、今の症状を改善することができるかもしれません。

椎間板ヘルニアでお困りの方は、1度ご相談いただければと思います!

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