【ジャンパー膝と足首・股関節の関連ついて】
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)の痛みは、太ももの前の筋肉である大腿四頭筋に過剰な負担がかかることで生じることがあります。この過剰な負担は、膝そのものの問題だけでなく、股関節と足関節の機能不全で膝に過剰な負担がかかっていることもあります。
股関節の関連
股関節は、ジャンプやランニングなどの動作で最も大きな衝撃を吸収する役割を担っています。
- 機能低下: 股関節の可動域が狭かったり、周囲の筋肉(特に臀筋やハムストリングス)が弱かったりすると、衝撃を十分に吸収できなくなります。
- 代償動作: 股関節がうまく機能しない分、膝関節が代わりに大きく動こうとします。これにより、大腿四頭筋が過剰に働くことで膝蓋腱を強く引っ張り、炎症を引き起こしやすくなります。
足関節の関連
足関節は、地面からの衝撃を最初に受ける関節です。
- 機能低下: 足関節の柔軟性(特に足首を上に曲げる背屈という動き)が不足していると、着地の際に衝撃をうまく分散させることができません。
- 代償動作: 足関節の可動域不足を補うために、膝関節がより大きく曲がることで衝撃を吸収しようとします。これもまた、大腿四頭筋への負担を増やし、膝蓋腱の炎症を招きます。
総合的な関連
ジャンパー膝の痛みは、「股関節と足関節の機能不全を膝が代償している」結果として起こることがあります。
- 不良な動作パターン: 股関節と足関節の両方が硬かったり弱かったりすると、ジャンプや着地の動作が「膝主体」になってしまいます。
- 連鎖的な問題: 股関節や足関節の機能不全は、太ももの前の筋肉だけでなく、ふくらはぎやハムストリングス、お尻の筋肉など、下半身全体の筋力バランスを崩し、痛みを悪化させる連鎖的な問題を引き起こします。
したがって、ジャンパー膝の治療や予防においては、痛む膝だけでなく、股関節と足関節や全身のバランスも考えて治療することが重要です。これにより、下半身全体の機能を改善し、膝への負担を根本的に軽減することができます。
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