外反母趾と股関節は一見すると、関連がなさそうに思う方多いかもしれませんが、実は関係が深いんです。
特にゴルフなどをされる方は、股関節の動きに制限があると、余計に親指の負担が増えてしまい、外反母趾にもつながることがあります。
ゴルフスイングのような回旋動作は、股関節の回旋や胸椎(背中)の回旋が必要になってきます。その股関節や胸椎の回旋が制限をされていると、体重が乗っている親指にとても負荷がかかってしまいます。
また逆に、元々外反母趾がある方で股関節に動きの制限があると、外反母趾の進行を悪化させるだけでなく、外反母趾が原因でスイングの安定性を損なうこともあります。
なぜ回旋動作が外反母趾に悪影響を及ぼすのか?
ゴルフスイングは、体幹と下半身の強力な回旋(ねじれ)を伴う動きです。この時、足は地面に固定された状態となり、体重が足全体に強くかかります。特に、フォロースルー(スイングの終盤)では、体重が前足(右打ちの場合、左足)の親指側に集中します。
この時、外反母趾の人は、すでに親指が外側に曲がっているため、以下の問題が生じます。
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親指への過剰な負担: スイングのねじれが、外反母趾によって変形した親指の付け根に集中してかかります。これにより、関節への圧迫とねじれの力が強まり、痛みの悪化や変形の進行を招きます。
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踏ん張りが効かない: 親指が曲がっているため、地面をしっかりとつかんで踏ん張ることが難しくなります。これにより、スイング時に体がぶれたり、バランスを崩したりしやすくなります。
外反母趾がゴルフパフォーマンスに与える影響
外反母趾は、ゴルフスイングの安定性やパワーにも悪影響を及ぼします。
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不安定なスイング: 親指の付け根に痛みがあると、無意識に親指をかばうように体が動きます。これにより、理想的なスイング軌道から外れたり、スイング軸がぶれたりして、パフォーマンスが低下します。
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飛距離の低下: スイング時の体重移動と回旋は、飛距離を生み出す重要な要素です。しかし、外反母趾による不安定さから、地面をしっかりと踏み込むことができず、スイングのパワーを十分にボールに伝えることができなくなります。
このように一見関係がないような関節もが、外反母趾に影響を与えていることもあります。
当院では、全身を見ながら外反母趾の治療も行っております。
外反母趾の痛みでお悩みの方は、ぜひ1度ご相談いただければと思います!
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