成長期のお子さんが訴える「かかとの痛み」、それはもしかしたらシーバー病(踵骨骨端症)かもしれません。運動好きなお子さんにとって、この痛みは練習を休んだり、思うようにプレーできなかったりする大きな悩みとなります。Sprout整骨院では、このシーバー病の根本的な原因にアプローチし、再発しにくい身体づくりを目指しています。今回は、シーバー病の痛みがなぜ発生するのか、そして「血液の循環の悪さ」がどのように関連しているのかについて詳しく解説します。
シーバー病とは?
シーバー病は、特に成長期(8歳〜14歳頃)のお子さんに多く見られる、かかとの痛みの総称です。医学的には「踵骨骨端症」と呼ばれます。かかとの骨(踵骨)は、この時期に成長軟骨と呼ばれる柔らかい部分があり、この部分にアキレス腱や足底筋膜が繰り返し引っ張られることで炎症を起こし、痛みが生じます。
✔️ 主な症状
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運動時、特に走ったりジャンプしたりした時のかかとの痛み
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押すと痛む
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朝起きた時の一歩目が痛い
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裸足で歩くのが辛い
これらの症状は、一時的なものだと軽く考えられがちですが、放置すると痛みが慢性化し、日常生活にも支障をきたすことがあります。
シーバー病は「使いすぎ」だけが原因ではない!
シーバー病の痛みは、一般的に「運動のやりすぎ」や「かかとへの過度な負担」が原因とされています。もちろん、これらも要因の一つではありますが、Sprout整骨院では、それだけでは根本的な解決にはならないと考えています。
同じ練習メニューをこなしていても、痛みを訴える子とそうでない子がいます。この違いは一体どこから来るのでしょうか? 答えは、「身体の歪み」とそれに伴う「血液循環の低下」にあります。
身体に歪みがあると、特定の筋肉にばかり負担がかかり、その筋肉が常に緊張した状態になります。この「筋緊張」が、実は血液循環を悪化させる大きな要因となります。
痛みの真犯人:血液循環の悪化
では、なぜ血液循環が悪くなるとシーバー病の痛みが増すのでしょうか?
私たちの身体は、血液を通して酸素や栄養を細胞に届け、老廃物を回収しています。筋肉が緊張して硬くなると、その内部を通る血管が圧迫され、血液の流れが滞ってしまいます。この状態を「血行不良」と呼びます。
血行不良が起きると、以下のような悪循環が生まれます。
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酸素・栄養不足
成長軟骨や周囲の組織に十分な酸素や栄養が届かなくなり、組織の修復や回復が遅れます。
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老廃物の蓄積
疲労物質などの老廃物が滞り、炎症をさらに悪化させます。
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自然治癒力の低下
身体本来が持つ治癒能力が十分に発揮できず、痛みが長引いたり、再発しやすくなったりします。
シーバー病の場合、特にふくらはぎや足底の筋肉が硬くなり、かかとの動きが制限されます。その結果、かかとの骨に無理な力がかかり、さらに炎症がひどくなるという悪循環に陥るのです。
血液循環を改善する鍵は「水分」
血液の流れをスムーズにするためには、適切な水分補給が欠かせません。血液の約90%は水分で構成されており、水分が不足すると血液がドロドロになり、流れが悪くなってしまいます。特に運動をするお子さんは、汗をかくことで大量の水分を失うため、意識的に水分を摂ることが非常に重要です。
しかし、どんな水分でも良いというわけではありません。カフェインを含む飲み物(コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど)は、利尿作用があるため、かえって体内の水分を排出してしまいます。
そこで推奨されるのが、ノンカフェインの水分です。具体的には、水や麦茶、ルイボスティーなどが良いでしょう。
1日の水分摂取量の目安
では、どれくらいの水分を摂るのが理想的なのでしょうか? 一般的な目安として、「体重(kg)× 30ml」を最低限の水分量として意識することをおすすめします。
例えば、体重40kgのお子さんであれば、40kg × 30ml = 1200ml(1.2リットル)が1日の最低摂取量の目安となります。これはあくまでも最低限の量であり、激しい運動をした日や暑い日には、さらに多くの水分が必要になります。
こまめに少しずつ水分を補給することで、血液がサラサラになり、酸素や栄養が身体の隅々まで届きやすくなります。これにより、硬くなった筋肉も緩みやすくなり、かかとの炎症の回復を助けます。
根本改善へのアプローチ:全身のバランスを整える✨
Sprout整骨院では、シーバー病の改善には、痛いかかとだけをマッサージするのではなく、全身のバランスを整えることが不可欠だと考えています。
当院の施術は、まず「血液循環の改善」に焦点を当てます。
✔️ ステップ1:身体の歪みをチェック
問診や姿勢分析を通して、骨盤や背骨など、身体の土台となる部分の歪みを確認します。身体の歪みは、足首や膝への負担を増やし、かかとの痛みを悪化させる原因になります。
✔️ ステップ2:筋緊張を緩和し、血行を促進
手技や最新の機器を用いて、硬くなった筋肉を丁寧に緩めていきます。特に、ふくらはぎや足裏など、かかとと関連の深い筋肉を重点的にアプローチし、血液の流れをスムーズにしていきます。これにより、痛みのある部位に酸素や栄養が届きやすくなり、自然治癒力が向上します。
✔️ ステップ3:正しい身体の動かし方を再教育
痛みが緩和されたら、再発防止のために、正しい歩き方や走り方を指導します。全身のバランスが整うことで、特定の部位に負担が集中することを防ぎます。
このように、Sprout整骨院では、シーバー病の根本的な原因である「身体の歪み」と「血液循環の悪化」を同時に改善していくことで、痛みからの解放だけでなく、スポーツパフォーマンスの向上も目指していきます。
患者さんの声:諦めないでよかった!
「練習を休むのが嫌で、痛みを我慢していました。でもSprout整骨院に通い始めてから、痛みが半減し、大好きなバスケを休まず続けられるようになりました!」
「長年、シーバー病に悩んでいました。病院では『成長が止まれば治る』と言われ、諦めかけていたんです。しかし、こちらの施術を受けてから、痛みが嘘のように消え、以前よりもスムーズに動けるようになりました。」
※効果には個人差があります。
当院には、多くの有名アスリートや医師も通院されています。それは、私たちが提供する施術が、単なる痛みの緩和に留まらず、身体の根本的な改善を目指しているからです。
お子さんの「かかとの痛み」を、単なる成長痛だと見過ごさないでください。その痛みには、身体からのSOSが隠されているかもしれません。
最後に
シーバー病の痛みは、お子さんにとって大きなストレスとなります。Sprout整骨院は、お子さんの未来の可能性を広げるために、痛みと向き合い、根本的な解決をサポートします。
痛みを我慢せず、まずはご相談ください。私たちと一緒に、痛みから解放された、笑顔あふれる毎日を取り戻しましょう!
院情報
Sprout整骨院
住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目19-4 P’sスクエア常盤2F
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TEL:048-762-7966
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当院ではスポーツ外傷・障害に特化した施術を行なっています。
捻挫・肉離れで治癒まで期間がかかるスポーツ外傷を早期復帰させる外傷に特化した施術を行なっています。 またどこに行っても改善されなかった痛みでお困りでしたら、Sprout整骨院へお越し下さい。
夜21時まで営業していますので、部活帰り、お仕事帰りの方にもとても通いやすくなっています。
どこに行っても改善されないスポーツ時の痛み、慢性痛、身体の不調でお困りでしたら、ぜひご相談ください!