浦和区・北浦和で根本改善なら「Sprout整骨院」

「朝起きて最初の一歩が痛い…」「走っていると足の裏がジンジンする…」そんな悩みを抱えていませんか?その痛み、もしかしたら足底筋膜炎かもしれません。足の裏にある、かかとから足指の付け根までをつなぐ強靭な線維性の組織である足底筋膜に、繰り返し負担がかかることで炎症が起こり、痛みが生じます。多くの場合、痛みはかかとや土踏まずに集中します。

しかし、その痛み、本当に足底筋膜だけの問題なのでしょうか?Sprout整骨院では、足底筋膜炎の根本的な原因は、足の裏だけにあるのではなく、ランニングや歩行中の姿勢、足の接地方法、そして下肢全体の連動性にあると考えています。今回は、足底筋膜炎の意外な原因と、その改善策についてお話しします。

足底筋膜炎の痛みは「結果」であり「原因」ではない

足底筋膜炎の痛みは、確かに足底筋膜そのものの炎症によって引き起こされます。しかし、なぜ足底筋膜に過剰な負担がかかってしまったのか?その原因に目を向ける必要があります。多くの患者様を診てきた経験から、その原因は以下の3つのポイントに集約されます。

  1. ランニング・歩行時のフォームの問題

  2. 姿勢の歪み

  3. 下肢の連動性の低下

これらの要素が複合的に絡み合い、最終的に足底筋膜にストレスを集中させてしまうのです。

1. ランニング・歩行時のフォームの問題

ランニングや歩行は、体重の数倍もの衝撃が足に加わる動作です。その衝撃をいかに効率よく吸収し、地面に伝えるかが重要になります。

  • ヒールストライク(かかと着地): 多くの方がかかとから着地する「ヒールストライク」というフォームで走ったり歩いたりしています。このフォームは、着地時に強い衝撃がかかとに集中しやすく、それが足底筋膜に直接的な負担をかけます。特にオーバーストライド(重心より前方に足が着地すること)は、ブレーキをかけるような動きになり、さらに衝撃を増大させます。

  • 過剰な蹴り出し: 地面を力強く蹴り出す動作も、足底筋膜を強く引っ張る(牽引する)ことになります。この牽引力が繰り返されることで、足底筋膜に微細な損傷が生じ、炎症が引き起こされます。

これらのフォームの問題を改善するためには、重心の真下に足を着地させることを意識することが重要です。これにより、着地時の衝撃が分散され、足底筋膜への負担が軽減されます。

2. 姿勢の歪み

姿勢は、足の接地方法に直接影響を与えます。特に、**「猫背」「反り腰」**といった不良姿勢は、下半身の重心バランスを崩し、足底筋膜炎のリスクを高めます。

  • 猫背: 上半身が前方に倒れがちな猫背の姿勢では、バランスを取るためにかかとに重心がかかりやすくなります。これにより、かかとへの衝撃が増大し、足底筋膜炎の原因となります。

  • 反り腰: 骨盤が前傾する反り腰の姿勢では、足の指先に体重がかかりやすくなります。特にランニング中、この姿勢で蹴り出しを行うと、足底筋膜に過剰な牽引力がかかり、痛みが生じやすくなります。

このように、一見関係なさそうに見える姿勢の歪みが、足底筋膜炎の根本的な原因となっているケースは少なくありません。

3. 下肢の連動性の低下と外腹斜筋の重要性

そして、最も重要なのが**「下肢の連動性」**です。足の裏、足首、膝、股関節、そして骨盤と体幹まで、これら全てが連動して動くことで、効率的な歩行やランニングが可能になります。しかし、この連動性が低下すると、特定の部位に負担が集中してしまいます。

ここで注目すべきは**「外腹斜筋」です。外腹斜筋は、腹部の側面にある筋肉で、体をひねる動作や骨盤の安定に関わっています。実は、この外腹斜筋は、歩行やランニング中の「骨盤の回旋」**に深く関与しています。

歩行時、右足が前に出るとき、骨盤は左に回旋し、左腕は前に振られます。この骨盤の回旋動作を制御しているのが外腹斜筋です。もしこの外腹斜筋の働きが弱かったり、硬くなっていたりすると、骨盤の回旋が不十分になり、その代償として足首や足底筋膜が過剰に回旋動作を補うことになります。この無理な動きの繰り返しが、足底筋膜へのストレスを増大させ、炎症を引き起こしてしまうのです。

つまり、足底筋膜炎の真の原因は、足底筋膜に負担をかけてしまうような、非効率的な身体の使い方にあり、それを改善するためには、足の裏だけでなく、骨盤や体幹、特に外腹斜筋を整えることが非常に重要なのです。

Sprout整骨院の根本改善アプローチ

Sprout整骨院では、この考えに基づき、以下の3つのステップで足底筋膜炎の根本改善を目指します。

  1. 詳細な問診と姿勢・動作分析: まずは、お客様の生活習慣、ランニングフォーム、そして立ち姿勢や歩き方を詳細に分析します。**「どこが痛いか?」だけでなく、「なぜ痛くなったのか?」**という根本原因を探り出します。

  2. 手技療法と骨盤・姿勢矯正: 足底筋膜の炎症を抑えるための治療はもちろんのこと、固まってしまった外腹斜筋や股関節周りの筋肉を手技で整え、骨盤や背骨の歪みを矯正します。これにより、下肢全体の連動性を高め、正しい姿勢へと導きます。

  3. セルフケアとトレーニング指導: 施術の効果を維持するため、ご自宅でできる簡単なトレーニングを指導します。特に、外腹斜筋や体幹のインナーマッスルを鍛えるエクササイズは、正しい身体の使い方を習得する上で非常に効果的です。また、ランニングフォームの改善についても具体的にアドバイスします。筋肉を柔軟にするのではなく、正しく動かすための機能改善に重点を置いたアプローチです。

最後に

足底筋膜炎は、ただの足の裏の痛みではありません。それは、あなたの身体が「このままではいけませんよ」とSOSを発しているサインなのです。痛みの根本原因に目を向け、身体全体のバランスを整えることで、辛い痛みから解放され、再び快適にランニングやウォーキングを楽しめるようになります。

長引く足底筋膜炎でお悩みの方は、ぜひ一度Sprout整骨院にご相談ください。あなたの身体を根本から見つめ直し、健康で快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

 

院情報

Sprout整骨院

住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目19-4 P’sスクエア常盤2F

JR京浜東北線「北浦和駅」西口から徒歩2分

TEL:048-762-7966

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