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シンスプリント、正式には「過労性脛骨骨膜炎」または「過労性脛部痛」と呼ばれるこの厄介なスポーツ障害は、ランナーやジャンプを多用する競技者に頻繁に発生し、すねの内側下部に沿った痛みが特徴です。「骨膜炎」という名前から、「すねの骨(脛骨)自体に問題があるのでは?」と不安になる方も多いでしょう。しかし、結論から言えば、多くの場合、痛みの真犯人はスネの骨そのものではありません。

痛みの根本原因を正しく理解し、適切な対策を講じれば、シンスプリントは必ずしも**「長期離脱=絶対安静」を意味しません。今回は、シンスプリントの痛みの真の原因が「後脛骨筋」などの筋肉にあること、そして賢いアプローチで競技復帰を早める戦略について、動的ストレッチの積極的な活用インソールの注意点**も含めて、徹底的に解説します。


シンスプリント痛みの真犯人:骨ではなく「後脛骨筋」

骨膜炎の正体

シンスプリントの痛みは、脛骨(すねの骨)を覆う骨膜という薄い膜に炎症が起きている状態です。しかし、この骨膜を引っ張り、炎症を引き起こしている張本人は、骨そのものではなく、骨に付着している筋肉です。

特に重要視されるのが、すねの内側を走り、土踏まず(足のアーチ)を支える役割を担う**「後脛骨筋」**です。この筋肉は、足の裏からふくらはぎの奥深くに位置し、走行時などの衝撃吸収の要となる非常に重要な役割を果たしています。

後脛骨筋の過度な負担が引き起こす痛み

ランニングやジャンプの繰り返しで足が地面に着地する際、後脛骨筋は足のアーチが潰れるのを防ぎ、衝撃を吸収するために強く、そして持続的に働きます。運動量や強度が急激に増加したり、硬い地面での練習が続いたり、あるいは元々足部の構造に問題(扁平足や過回内など)がある場合、この筋肉には許容量を超える過度な負担がかかり続けます。

後脛骨筋が疲労し、柔軟性を失い硬くなると、その付着部である脛骨の骨膜を強く、繰り返し引っ張り続けます。この「引っ張り合い」による微細な損傷こそが、シンスプリントの痛みの正体、すなわち「骨膜炎」の本質です。

つまり、痛みは**「骨の損傷」ではなく、「筋肉の硬さや疲労が骨膜を牽引したことによる炎症」なのです。疲労骨折のように骨にヒビが入っているわけではないため、治療の焦点も「骨の修復」ではなく「筋肉の機能改善」**に移るべきであり、これが早期復帰の鍵となります。


「絶対安静」は本当に必要?競技復帰を早める新常識

シンスプリントと診断されると、すぐに「○週間は完全に休みなさい」という指導を受けることが少なくありません。しかし、痛みの原因が後脛骨筋などの筋肉の機能不全にあると理解できれば、長期の「完全な絶対安静」は必ずしも最善策ではないことが分かります。

筋肉の機能回復を目的とした積極的なアプローチを取ることで、競技から長期にわたって離脱することなく、復帰を目指すことが可能です。

1. 痛みの段階に応じた「活動の調整」

完全に全ての活動を中止するのではなく、**「痛みが出ない範囲での活動」**を維持することが重要です。この調整を「アクティブリカバリー」と呼びます。

  • 初期・急性期(安静時も痛む場合):

    • 患部へのアイシングや炎症を抑える処置を行います。

    • 体重をかける運動を一時的に減らしますが、水泳や自転車、上半身の筋力トレーニングなど、すねに衝撃が少ない運動で心肺機能や筋力を維持します。

  • 回復期(運動後のみ痛む場合):

    • 痛みの原因であるランニングやジャンプの量を減らします。

    • 痛みが出ない程度のウォーキングや軽いジョギングから段階的に再開します。痛みが少しでも出たら、すぐに中断する勇気が必要です。痛みのスケール(VASなど)を用い、客観的に評価しながら負荷を増やしていきます。

2. 真の原因への集中的アプローチ:動的ストレッチと再強化

後脛骨筋のような腱付着部に炎症がある場合、無理に筋肉を引き延ばす静的ストレッチは、骨膜への牽引ストレスを悪化させる可能性があるため推奨されません。また、強い圧迫を加えることも避けるべきです。

代わりに、以下の**「動的アプローチ」「筋力強化」**を重視します。

  • 動的ストレッチ(ウォーミングアップ)の活用:

    • 競技復帰に向けた身体の準備として、足首や股関節周辺の関節を大きく動かす動的ストレッチを積極的に行います。これにより、筋肉の血流を改善し、連動性を高めることで、走行時の衝撃吸収能力を向上させます。

  • 筋膜の自己解放(セルフリリース)の徹底:

    • 後脛骨筋やヒラメ筋、足底の硬くなった部分を、テニスボールやフォームローラーで軽く圧迫し、持続的に体重を預けることで、組織の緊張を緩和し、血行を改善します。これは、**「緩める」**アプローチです。この方法により、筋肉の緊張が和らぎ、骨膜への牽引ストレスを軽減させます。

      【注意点】 このセルフリリースは有効ですが、強い痛みを感じるほど過度な圧迫を続けたり、長時間行ったりすることは厳禁です。炎症部位に強い刺激を与えすぎると、かえって炎症を悪化させ、回復を遅らせる原因となります。

  • 筋力の再強化とバランス改善:

    • 後脛骨筋の機能不全が原因である以上、最も重要なのはその筋力を回復させることです。タオルギャザーなどの足底筋群のエクササイズや、足首を内側にひねる抵抗運動などで筋力を強化します。

    • さらに、体幹や股関節周囲筋(特に中殿筋)の強化も欠かせません。体全体の安定性を高め、足元にかかる不必要な負担を根本的に分散させることで、後脛骨筋の過剰な働きを抑制します。


重要な注意点:インソールの使用が逆効果になる可能性

シンスプリントの治療において、足のアーチをサポートするインソール(中敷き)の使用は一般的で、適切に使えば非常に有効です。しかし、インソールに頼りすぎる、あるいは不適切なインソールを使うと、かえって症状を悪化させるリスクがあることを理解しておく必要があります。

1. 筋肉の「サボり」を招くリスク

インソールは、通常、落ち込んだ足のアーチを物理的に持ち上げてサポートし、後脛骨筋の負担を軽減します。これは一時的な痛みの軽減に役立ちますが、同時に後脛骨筋が本来行うべき「アーチを支える」という仕事を、インソールが肩代わりしてしまうことになります。

その結果、後脛骨筋はさらに弱体化し、「サボり癖」がついてしまいます。インソールを外した際に、症状が再発しやすくなる、あるいは以前よりも悪化するという「インソール依存」の状態に陥る危険性があるのです。

2. 重要なのは「補助」であり「代替」ではない

インソールはあくまで**リハビリ期間中の「補助具」として使うべきです。インソールで痛みを抑えながら、並行して後脛骨筋や足底の筋肉を積極的に鍛え、「インソールがなくても自分の足の力でアーチを維持できる状態」**を目指さなければ、根本的な解決にはなりません。


まとめ:賢く向き合えば早期復帰は可能

シンスプリントの痛みの原因は、骨の損傷ではなく、後脛骨筋の機能不全による骨膜の炎症にあります。長期の絶対安静ではなく、痛みの出ない範囲での活動を維持しながら、動的ストレッチの活用、筋膜の自己解放、そして徹底した筋力強化を行うことが、競技復帰への最短ルートです。

インソールは有効なツールですが、**「筋肉を鍛えるリハビリ」「フォームの見直し」**と組み合わせ、依存せずに利用することが成功の鍵です。諦めずに、痛みの真犯人に狙いを定めた賢いアプローチで、グラウンドやコートに早期に戻りましょう。

 

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