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有痛性外脛骨と足首の深い関連性:痛みの根本原因と対処法

有痛性外脛骨は、足の甲の内側、くるぶしの少し下あたりにできる骨の隆起が痛む病気です。この痛みは、単に「骨が当たって痛い」というだけでなく、足首の「ある特定の動きの癖」と深く関連しています。この動きを理解することが、痛みの根本的な解決につながります。

 

1. 有痛性外脛骨とは何か?

まず、有痛性外脛骨の「外脛骨」とは、足の舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨の内側に存在する、余分な小さな骨(過剰骨)のことです。これは生まれつき存在するもので、必ずしも全ての人に痛みが出るわけではありません。

痛みが生じるのは、この外脛骨の隆起に、「後脛骨筋(こうけいこつきん)」という筋肉の腱が繰り返し擦れることで炎症が起きるためです。後脛骨筋は、ふくらはぎの深い部分から始まり、足首の内側を通って外脛骨に付着する、非常に重要な筋肉です。

 

2. 足首の「回内」が引き起こす問題

有痛性外脛骨の痛みと最も深く関連している足首の動きは、「回内(かいない)」と呼ばれる動きです。

  • 回内とは?

    • 足が内側に倒れ込み、土踏まず(足のアーチ)が潰れるような動きです。

    • 後脛骨筋は、この回内を防ぎ、土踏まずを支える「アーチの要」のような役割を担っています。

扁平足の人に有痛性外脛骨が多く見られるのは、この「回内」の動きが過剰になっているためです。

  • 過剰な回内が痛みを引き起こすメカニズム:

    1. 後脛骨筋腱への負担増大: 過剰な回内が起こると、土踏まずを支えようと後脛骨筋が常に引っ張られて緊張します。

    2. 摩擦の増大: 緊張した後脛骨筋腱が、外脛骨の突起に繰り返し擦れて、強い摩擦が生じます。

    3. 炎症と痛み: この摩擦が慢性的な炎症を引き起こし、外脛骨とその周囲に痛み、腫れ、赤みが生じます。

つまり、痛みの真の原因は「骨があること」ではなく、「足首が過剰に回内する」という動きの癖にあるのです。

有痛性外脛骨は、足首の過剰な回内(かいない)と呼ばれる動きと密接に関連しています。この病気の根本原因は、この足首の動きによって後脛骨筋(こうけいこつきん)という筋肉の腱が、外脛骨に繰り返し擦れることにあるからです。

 

3. 有痛性外脛骨と全身のバランスについて

有痛性外脛骨は足首の問題が直接的な原因ですが、体の連動性から見ると、股関節仙腸関節といった上流の関節も間接的に関連している可能性があります。

これらの関節の機能不全は、歩行時の体のバランスを崩し、結果的に足の過回内を助長して、有痛性外脛骨の痛みを悪化させることがあります。例えば、臀筋がつかえていないと股関節が内股歩きになりやすく、それが足の過回内につながる場合があります。

このように、有痛性外脛骨の痛みは、足首の動きを改善することが第一ですが、根本的な解決のためには、全身のアライメントを考慮することが重要です。

 

当院では、痛みが出ている足だけでなく全身のバランスを調整しながら足の痛みにもアプローチしていきます。

有痛性外脛骨でお困りの方は、ぜひ1度当院にご相談いただければと思います!

院情報

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