【背中の痛みについて】
背中の痛みは、首からお尻にかけての範囲で感じられる不快感や痛みの総称です。一口に背中の痛みと言っても、原因や症状は多岐にわたります。
なぜ背中の痛みは起こるの?
背中の痛みは、以下のような様々な要因で引き起こされます。
- 姿勢の悪さ・長時間の同じ姿勢:
- デスクワークやスマートフォンの使用などで猫背になったり、長時間同じ姿勢でいると、背骨や周りの筋肉に負担がかかり、血行が悪くなることで痛みが生じます。
- 特に、前かがみの姿勢は背中の筋肉を常に引き伸ばすため、負担が大きいです。
- 筋肉の疲労・損傷:
- 重い物を持つ、スポーツでの無理な体勢、過度な運動などで背中の筋肉(広背筋、脊柱起立筋など)が疲労したり、肉離れを起こしたりすることで痛みが生じます。
- 運動不足で筋力が低下していると、姿勢を支える力が弱まり、痛みが出やすくなります。
- 骨や関節の問題:
- 椎間板ヘルニア: 背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで背中や手足に痛みやしびれが出ることがあります。
- 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう): 脊柱管という神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで、特に足に痛みやしびれが出ますが、背中にも関連痛が生じることがあります。
- 脊椎の変形(側弯症、後弯症など): 背骨のS字カーブが強すぎたり、左右に曲がったりしていると、特定の部位に負担がかかりやすくなります。
- 圧迫骨折: 骨粗しょう症などで骨がもろくなると、尻もちをついたり、軽く転んだりしただけでも背骨が潰れて痛みが生じることがあります。
- 内臓の病気:
- 心臓、肺、胃、膵臓、腎臓などの内臓の病気が原因で、背中に痛みが現れることがあります(関連痛)。例えば、胃潰瘍、膵炎、腎臓結石、狭心症などが挙げられます。
- ストレス・精神的な要因:
- ストレスや不安、うつ状態などが続くと、自律神経の乱れから筋肉が緊張し、背中の痛みを引き起こすことがあります。
- 脳が痛みを過剰に感じるようになる「慢性疼痛」に移行することもあります。
- 神経痛:
- 帯状疱疹など、神経に沿って痛みが出る場合もあります。
どんな症状が出るの?
背中の痛みは、その原因によって多様な症状が現れます。
- 鈍い痛み、重苦しさ: 長時間のデスクワークや姿勢の悪さによる筋肉の疲労でよく感じられます。
- 鋭い痛み、ズキズキする痛み: ぎっくり背中(急性腰痛の背中版)や肉離れ、骨折などで起こることがあります。
- こわばり、動かしにくさ: 朝起きた時に特に感じることがあります。
- しびれ: 神経の圧迫がある場合に、手足にしびれを伴うことがあります。
- 特定の動作で悪化: 体をひねる、前かがみになる、重い物を持つなどで痛みが強くなることがあります。
- 安静にしていても痛む、夜間に痛む: 炎症が強い場合や、内臓の病気が原因の場合に注意が必要です。
医療機関受診の目安
以下のような症状がある場合は、早めに整形外科や内科、脳神経外科などの医療機関を受診しましょう。
- 痛みが非常に強く、耐えられない
- 安静にしていても痛みが続く、夜間に痛みが強くなる
- 手足のしびれや脱力、麻痺がある
- 排尿・排便に異常がある(尿が出にくい、漏れてしまうなど)
- 発熱、倦怠感など、全身の症状を伴う
- 体重減少がある
- 怪我や事故の後から痛みがある
- 痛みが徐々に悪化している
- 数週間以上痛みが改善しない
病院での検査で何も原因がみつからないのに、背中の痛みが続いて困っている方がいれば、ぜひ1度ご相談いただければと思います!
院情報
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