こんにちは!Sprout整骨院です。
皆さんは、『足根骨癒合症』という言葉を聞いたことがありますか?
今回は『足根骨癒合症』についての詳しくご紹介していきます。
足根骨癒合症とは?
足首のあたりにある7つの骨(足根骨)のうち、本来は離れているはずの隣り合う骨が、骨・軟骨・線維組織によって連結してしまった状態です。
特に多い2パターンの癒合
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踵舟状骨癒合(しょうしゅうじょうこつゆごう):
かかとの骨(踵骨)と、土踏まずの上の骨(舟状骨)がくっつく。
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距踵骨癒合(きょしょうこつゆごう):
足首の関節を構成する骨(距骨)とかかとの骨(踵骨)がくっつく。
足根骨癒合症の約90%以上は、「踵舟状骨」と「距踵骨」の2つのパターンで占められています。
これは、赤ちゃんの体の中で足の骨が作られる過程(発生過程)において、かかと周辺の骨が分かれるタイミングでエラーが起きやすいためと考えられています。
症状
幼少期は骨がまだ柔らかいため無症状なことが多いですが、骨が硬くなってくる10歳〜15歳前後(思春期)に症状が出やすくなります。
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痛み: 長時間の歩行やスポーツ(特に関節をひねる動き)で足首の奥や外側が痛む。
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足の硬さ: 足首の上下の動きはできるが、左右に振る動き(回内・回外)が制限される。
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扁平足: 骨が固定される影響で、土踏まずが潰れた「硬性扁平足」になることがある。
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捻挫のしやすさ: 関節の遊びがないため、少しの段差で無理な力がかかり、捻挫を繰り返しやすい。
なぜ癒合してしまうのか?
なぜ骨同士がくっついてしまうのか、その理由は主に**「お母さんのお腹の中にいるときの骨の作られ方」**にあります。
一言で言うと、「本来なら分かれるはずのプロセスで、分かれ損ねてしまった」ことが原因です。
1. 発生段階での「分かれ損ね」
赤ちゃんが育つ過程で、足の骨は最初からバラバラなわけではありません。
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初期の状態: 足根骨(そっこんこつ)はもともと、大きな一つの「軟骨の塊」のような状態から始まります。
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分化プロセス: 成長が進むにつれて、この塊に「切れ目」が入り、それぞれの骨(距骨、踵骨など)に分かれていきます。
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癒合の原因: この「切れ目」が入るプロセスで、何らかの原因により一部が分かれずに地続きのまま残ってしまうことがあります。これが「足根骨癒合症」の正体です。
2. 遺伝的な要因
この「分かれ損ね」がなぜ起きるのかについては、完全に解明されているわけではありませんが、遺伝(染色体の異常)が関わっていると考えられています。
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常染色体優性遺伝: 親がこの性質を持っている場合、子に引き継がれる可能性があるという報告もあります。
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先天性(生まれつき): 成長の途中でくっつくのではなく、生まれたときからその部分はつながっています。
3. なぜ「10代」まで気づかないのか?
「生まれつきなら、赤ちゃんの頃から痛いはずでは?」と思うかもしれません。しかし、症状が出るのは骨が成長してからです。
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子供の骨は「軟骨」: 小さい頃は、癒合している部分もまだ柔らかい「軟骨」の状態です。そのため、足の柔軟性が保たれており、痛みを感じることはほとんどありません。
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骨への変化(骨化): 10歳〜15歳くらいになると、軟骨が硬い「骨」へと変わっていきます。すると、今まで動いていた場所がカチッと固定されてしまい、周りの関節に無理な負担がかかって痛みが出始めます。
まとめ:怪我でくっつくのとは違う?
通常、怪我(骨折など)が原因で骨がくっつくことは「癒合」ではなく「骨癒合」や「骨性強直」と呼び、足根骨癒合症とは区別されます。
この病気はあくまで、「設計図の段階で、骨の境目が作られなかった」という生まれつきの特徴によるものです。
「スポーツを始めたからくっついた」というわけではなく、「スポーツなどで足を酷使する時期に、もともとあった癒合部分が硬くなって症状として現れた」というのが正しい解釈になります。
自宅でできるセルフケア
足根骨癒合症は、骨同士がつながっているという「構造上の特徴」があるため、無理に動かして治すというよりは、「周りの関節への負担を減らし、痛みを沈める」ためのセルフケアが中心になります。
1. 足首周りの「柔軟性」を保つ
癒合している部分は動きませんが、そのしわ寄せがアキレス腱やふくらはぎにきやすくなります。ここが硬くなると、歩行時の衝撃がダイレクトに癒合部へ響きます。
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アキレス腱の柔軟性を保つ
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足指グーパー運動::足の指をしっかり動かすことで、足裏の筋肉(内在筋)を刺激し、足全体のクッション機能を高めます。
- 足首まわし:足首を動かすことで動ける骨を動かしていきます。
2.背骨の「柔軟性」を保つ
衝撃を吸収する働きとして、背骨はとても重要です。
- ラジオ体操:背骨を動かすのに最適です。
- キャット&ドッグ:背骨を丸めたり反ったりするエクササイズです。
- ストレッチポール:背骨の周りの筋肉などを緩めてくれて、ストレッチポールがあれば簡単にできるので、セルフケアというてはとてもお手軽にできるものかと思います。
当院でできること
当院では、癒合している骨にアプローチをするというよりは、癒合していない骨の動きをよくしたり、癒合している部分の負担を減らすように、全身の施術をしていきます。
痛みは癒合していることによってでるわけではなく、癒合していることでそこに負担がかかりやすい状態になってしまっています。
そのため、癒合していたとしても、その部分に負担がかからなくなれば、痛みを改善することが可能です。
当院では「重心バランス整体」で全身のバランスを整えることで、足の負担を減らしていきます。
病院では、安静や固定・湿布・鎮痛薬、インソール、リハビリなどをしても改善されなければ、手術を提案されることもあるかと思います。
手術を選択する前に、一度ご相談いただければと思います。
院情報
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住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目19-4 P’sスクエア常盤2F
JR京浜東北線「北浦和駅」西口から徒歩2分
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