こんにちは!Sprout整骨院です。
足底筋膜炎でお悩みの方から、
「痛いところに湿布を貼っています」
「湿布を貼ると少し楽になるんですが、剥がすとまた痛いです」
「ずっと湿布を貼っているけど、なかなか治りません」
というお話を聞くことがあります。
痛みがある時に、痛みを和らげることは大切です。
ただし、
痛みを抑えることと、痛みが繰り返す理由に対応することは別の話です。
今回は、足底筋膜炎と湿布について考えてみましょう。
湿布は「痛みを楽にする」ためのもの
足底筋膜炎では、痛みを抑えるために鎮痛薬などが使われることがあります。
そのため、湿布を使うこと自体が悪いわけではありません。
仕事で長時間立たなければならない。
痛みで歩くのがつらい。
そのような時に痛みを抑えることは、日常生活を送るうえで意味があります。
しかし、
「湿布で痛みが減った=足底筋膜への負担がなくなった」
ということではありません。
例えば、湿布を貼って痛みが少なくなった状態で、長時間歩き続けたり、立ち続けたりすれば、足にかかる負担はそのまま残ります。
そこで大切なのが、「痛み」だけではなく「負担」に目を向けることです。
自宅でできることは、難しくありません
足底筋膜炎では、まず日常生活の中で足への負担を減らすことが大切です。
例えば、
・クッション性のある靴を使う
・長時間の立ちっぱなしをできる範囲で減らす
・硬い床を裸足で長時間歩かない
・痛みが強い時は運動量を一時的に調整する
といった方法があります。
また、状態によっては足やふくらはぎの軽いストレッチがすすめられることもあります。
ただし、どんなストレッチでもやればいいわけではありません。
行って痛みが強くなるのであれば、無理に続ける必要はありません。
「痛い場所を伸ばせばいい」とは限りません
足の裏が痛いから、足の裏を一生懸命伸ばす。
これは一見すると正しそうに感じます。
しかし、足底筋膜炎の方すべてが同じ身体の状態ではありません。
足首の動きに問題がある方。
股関節の動きに左右差がある方。
身体の重心が偏っている方。
過去に足首や膝などを痛めて、それをかばう動きが残っている方。
同じ「足の裏が痛い」という症状でも、身体の状態はそれぞれ違います。
だからこそ、セルフケアも「みんなこれをやればいい」ではなく、自分の状態に合わせることが大切です。
当院では「足底」だけではなく「身体全体」をみます
当院では、足底筋膜炎を足の裏だけの問題として考えません。
関節がしっかり動いているか。
筋肉が適切に働いているか。
神経がどのように走行しているか。
身体の重心はどこにあるのか。
左右で身体の使い方が違っていないか。
さらに、循環など身体の生理的な状態も含めて、全体を確認していきます。
もちろん、痛い場所そのものを確認することも大切です。
ただ、
「痛い場所=問題のすべて」ではありません。
足の裏だけを何度もケアしても改善しない場合には、身体全体の使い方を見直す必要があります。
湿布を使ってもずっと痛いなら
湿布を貼ることをやめる必要がある、という話ではありません。
痛みを抑えることと、負担の原因に対応することを並行して考えることが大切です。
「毎日湿布を貼っているのに、何ヶ月も痛い」
「少し歩くだけで痛みが戻る」
「最近どんどん痛みが強くなっている」
このような場合は、一度状態を確認することをおすすめします。
足底筋膜炎では、症状が長引いた場合に理学療法やインソール、場合によっては注射や衝撃波治療などが検討されることもあります。手術が必要になるケースはまれです。
痛みを我慢し続ける必要もありません。
反対に、痛みだけを抑え続ければいいわけでもありません。
「痛みを楽にする」ことと「なぜ繰り返すのかを考える」こと。
この両方が大切です。
院情報
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