【股関節痛について】
股関節痛とは、太ももの付け根にある股関節やその周辺に感じる痛みのことです。股関節は、体の中で最も大きく、複雑な関節の一つで、太ももの骨(大腿骨)の丸い頭の部分が骨盤のくぼみ(寛骨臼)にはまり込む形をしており、体重を支えたり、歩いたり、足を動かしたりする際に非常に重要な役割を担っています。
どんな症状が出るの?
股関節痛の症状は様々ですが、一般的には以下のようなものがあります。
- 足の付け根の痛み: 最も典型的な症状で、股関節の前面(鼠径部)に痛みを感じることが多いです。
- 動き始めの痛み: 立ち上がる時や歩き出す時に特に痛みを感じ、しばらく動いていると和らぐことがあります。
- 特定の動作での痛み: 正座をする、靴下を履く、爪を切る、あぐらをかく、階段の昇り降りなど、股関節を大きく動かす際に痛みが強くなることがあります。
- 可動域の制限: 足を横に開いたり、回したり、曲げたりする動きが制限され、やりにくくなります。
- 歩きにくさ: 痛みをかばうために、跛行(はこう、足を引きずるような歩き方)になることがあります。
- 夜間痛: 症状が進行すると、安静にしていても、夜寝ている時に痛みを感じることがあります。
- お尻や太ももへの放散痛: 股関節の問題が原因で、お尻や太もも、時には膝にも痛みが広がる(放散痛)ことがあります。
股関節痛は病院ではなんと言われる?
股関節痛は多岐にわたりますが、代表的なものとしては以下が挙げられます。
- 変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう): 最も一般的な原因で、股関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みが生じます。
- 股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう): 股関節の縁にある軟骨(関節唇)が傷つくことで痛みが出ます。スポーツをしている若い人に多い傾向があります。
- 大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう): 大腿骨の頭の部分への血流が悪くなり、骨が壊死してしまう病気です。ステロイド薬の使用やアルコールの多飲が原因となることもあります。
- 関節リウマチ: 免疫の異常で全身の関節に炎症が起こる病気で、股関節にも痛みや腫れ、こわばりが出ることがあります。
- 筋肉や靭帯の損傷: スポーツによる使いすぎや急な負荷で、股関節周りの筋肉や靭帯が損傷することでも痛みが生じます。
- 腰椎からの関連痛: 腰の神経が圧迫されることによる坐骨神経痛など、腰の問題が股関節の痛みの原因となることもあります。
病院での治療は?
原因によって治療法は異なりますが、まずは保存療法(手術以外の治療)が基本です。
- 安静: 痛みが強い時は無理せず安静にします。
- 薬物療法: 痛み止め(消炎鎮痛剤)や、炎症を抑える薬などを服用したり、湿布を使ったりします。
- 運動療法(リハビリ): 股関節周りの筋肉を強化したり、ストレッチで柔軟性を高めたりします。水中ウォーキングなど、股関節に負担の少ない運動が推奨されることもあります。
- 生活習慣の改善: 体重を適正に保つ、股関節に負担のかかる動作を避ける、杖を使うなどで関節への負担を減らします。
- 注射療法: 痛みが強い場合に、神経ブロック注射やヒアルロン酸注射などが行われることもあります。
これらの保存療法で改善しない場合や、症状が重い場合には、手術療法(人工股関節置換術など)が検討されることもあります。
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